掃除・収納

【しない掃除】掃除と予防はワンセット! キレイをキープする簡単アイデアとは?

目次

なるべくラクして、「手間かけない、時間かけない、頑張らない」掃除を実現するためには、「わが家の掃除を小・中・大に分ける」(1回目)、「汚れに合った洗剤で効率よく落とす」(2回目)とご紹介しました。3回目となる今回は、せっかく落とした汚れをキープし続ける極意として、「掃除と予防はワンセット」の簡単アイデアを、ラク家事研究家の「みな」さんが伝授します。日々暮らす中で見つけた「できるだけ効率よく、楽して家をキレイにする方法」から、「しない掃除の心構え」をご紹介します。

掃除から予防までをワンセットに

油が飛び散らない便利アイテム。炒め物や揚げ物をするときは、油はねガードを置きます。コンロまわりの掃除がラクになり、折り畳めるから収納もスマート。

掃除は、終わったあとが肝心です。せっかく掃除をしたのにそのまま生活したら、また同じように汚れがついてしまいます。キレイな状態をキープし、次の掃除をさらにラクにするために、汚れをリセットしたら予防をしましょう。

たとえば、キッチンの換気扇は、フィルターを貼っておけば油汚れをキャッチ。換気扇内部のパーツに頑固な汚れがつきにくいので、お掃除がかなりラクになります。また、湿気やほこりがたまりやすいお風呂と洗面所の境目には、マスキングテープを貼っておきます。あとは1カ月に一度貼り替えるだけで、カビや水垢を防いでくれます。

また、お風呂の換気扇を24時間つけっぱなしにするのも予防方法の一つ。湿気がこもるお風呂場は、こまめに掃除をしていてもカビが生えてしまいます。電気代がもったいないと思うかもしれませんが、24時間つけっぱなしにしても月に数百円程度。カビが予防できるなら、惜しくはありませんよね。

掃除をラクにする仕組みを作る

コンロ奥の排気口にカバーを置いて、調理中の油はねを防いでいます。拭き掃除するだけですむので掃除がかなりラクに!

浮かせる収納や取りやすい場所に掃除道具を置いておくなど、掃除がラクになる仕組みを作っておくことも大切です。たとえば、洗面所のスポンジは鏡の下などに浮かせておけば歯磨きや洗顔のついでにサッと掃除できますし、脱衣所に小さなゴミ箱を置いておけば、お風呂や洗面所の排水口のゴミがすぐに捨てられます。

仕組みを作る手間はかかるかもしれませんが、このようなちょっとした工夫によって「ついで掃除」がしやすくなり、掃除に対するハードルが大きく下がるはず。掃除に苦手意識がある人や、掃除に時間や手間をかけたくない人こそ、あらかじめ〝ついで掃除〞がしやすくなるような仕組み作りをしておくべきです。

汚れが頑固にならないようにこまめに掃除することももちろん大事ですが、予防をして掃除の頻度を下げるほうが絶対にラク! あとあとラクになるためのグッズにはお金をかけて、掃除の頻度を減らせる工夫をしてみましょう。

トースターのパンくずトレーには、あらかじめアルミホイルを巻いておきます。チーズがこぼれ落ちてしまってもへっちゃら!

配線カバーでコードを浮かせておくと掃除機がけがラクに。コードを中に入れてはめるだけと簡単で、見た目もスッキリします。

便利アイテムやちょっとした工夫で、掃除のハードルを下げて習慣化させれば、キレイな状態をキープして次の掃除もラクになりますね。毎日ちょっとずつ続けてみましょう。

ラク家事研究家 みな

わかりやすく、真似したくなるお掃除術が人気の主婦。Instagramのフォロワー数は40万人超え。クリンネスト1級、整理収納アドバイザーの資格を持つ。

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