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出会いのシーズンにピッタリ!「すごろくや」スタッフ推薦のコミュニケーションを生むボードゲーム5選

目次

・相手の好みが分かる!インタビューツールとしても優秀な「かたろーぐ」
・みんなで1~20の数字を数えるだけで笑いが生まれる「ビス20」
・プレイするたびルールが進化!何度でも遊べる「ゾンビキッズ:進化の封印」
・両想いを目指して手紙を送り合う!駆け引きが重要な「赤い糸大作戦」
・大人数で遊べるものも!お手軽なゲームが満載の「大人が楽しい 紙ペンゲーム30選」

 

海外の人気タイトルが立て続けに日本語版で発売され、街にも専門店が続々とオープンするなど、ここ数年、カルチャーとしてすっかり定着したボードゲーム(通称:ボドゲ)。

今回は、近年の“ボドゲ”事情について、国内最大級の販売専門店を展開し、自社製品の開発も行う「すごろくや」の萩野谷美岬さんに取材を敢行。「ここ数年、日本でもボードゲーム市場は拡大傾向にあり、遊んでくださっている方、興味を持ってくださっている方は増えているなという印象です」とその盛り上がりを肌で感じているという。

最近では、法人向けのサブスクサービスが誕生するなど、コミュニケーション円滑化のためのツールとしても注目されるボードゲーム。新たな出会いが多いシーズンということで、初対面でも仲良くなれるゲームを萩野谷さんにお薦めしてもらった。

相手の好みが分かる!インタビューツールとしても優秀な「かたろーぐ」

あるジャンルにおける出題者の好きな順位を会話から予測する「かたろーぐ」

【プレイ人数:2〜8人/プレイ時間:10分/難易度:★☆☆】

1プレイ10分ほどで手軽に楽しめる「かたろーぐ」は、身の周りのカタログや図鑑など、品目が一覧として載っているものを用意し、その中から出題者の好きな順位を、全員が自由な質問によって予想するというシンプルなゲーム。

「楽しみながら内面を掘り下げてくれる“インタビューツール”として機能し、出題者の何が好きなのかが詳しく分かります。大人同士で遊ぶのもお薦めで、初対面ならすぐに打ち解けられて、既知の間柄ならさらに仲良くなれるゲームです」(萩野谷さん)。ゲームを通して相手のことを知れる、まさにこの時期にピッタリのアイテムだ。

<商品情報>

かたろーぐ

2,200円(税込)
https://sugorokuya.jp/p/catalogue/

 

みんなで1~20の数字を数えるだけで笑いが生まれる「ビス20」

「ビス20」は全員で「コウモリ!」と叫ぶなど制約が増えるゲーム

【プレイ人数:2~8人/プレイ時間:20分/難易度:★★☆】

遊び方は極めてシンプルで、1人1つずつ「いち。」「に。」「さん。」…と数字を上げていき、全員で20までよどみなく言えるかに挑むというもの。「3のときは14と言い、14のときは3と言う」「8では手をたたく」など徐々に増えていく指令をこなしつつ、達成を目指す協力型のゲームだ。

「指令を忘れてしまったり、何番だっけ?と混乱したりと、あやふやな記憶が楽しいゲームです。1つ1つの指令は簡単な内容ですが、どんどん増えていくにつれ、ままならなくなる焦りが面白く、混乱すればするほど笑いが止まらなくなります」(萩野谷さん)。プレイ中は爆笑必至だが、成功したときには一体感も味わえるはずだ。

<商品情報>

ビス20

1,800円(税込)
https://sgrk.blog.fc2.com/blog-entry-4525.html

 

プレイするたびルールが進化!何度でも遊べる「ゾンビキッズ:進化の封印」

プレイヤーは各エリアに出現するゾンビを退治していく

【プレイ人数:2~4人/プレイ時間:15分/難易度:★☆☆】

「ゾンビキッズ:進化の封印」は、タイトルに“キッズ”とあるが大人でも十分にやりごたえのあるゲーム。遊び方は、ゾンビの大群が押し寄せてきた学校を守るヒーローとして、各プレイヤーが教室や校庭のマスを移動しながら、あちこちのマスから湧き出るゾンビを駆除しつつ、4つの校門の施錠を目指す協力スタイルだ。

「繰り返し遊ぶことで新しいルールが追加されたりしてゲーム内容が進化していくため、“今までのやり方”が通じなくなることもあり、みんなであれこれと知恵を出し合う楽しさが存分に味わえます」(萩野谷さん)。プレイのたびルールが変わるため、何回も遊びたくなるこのゲーム。気づけば定期的に集まってプレイしてしまうかも?

<商品情報>

ゾンビキッズ:進化の封印

3,080円(税込)
https://sugorokuya.jp/p/zombie-kidz-evolution/

 

両想いを目指して手紙を送り合う!駆け引きが重要な「赤い糸大作戦」

5枚の手紙のうち2枚のラブレターを意中の人に送り両想いを目指す

【プレイ人数:4~6人/プレイ時間:25分/難易度:★★☆】

「赤い糸大作戦」は思わずドキッとしてしまうようなゲーム。ミニチュア封筒の手紙を、各自がいろんな人に送り合う中で、“ラブレターを送り合っているはず”と両想いを信じた相手に勇気を出して告白し、運命のチャレンジ成功を目指す。

「ゲームでありながら、さながら本当の恋心のようにドキドキしたり、勇気を出して告白してもし断られたら…と不安になったりします」と萩野谷さんも語るように、甘酸っぱい感情の揺れ動きに加え、お互いの狙いを読み合う心理戦の要素も。おしゃべりをしながら、相手の言動に思考を巡らせる、コミュニケーションに必要なものが詰まったゲームといえるだろう。

<商品情報>

赤い糸大作戦

3,960円(税込)
https://sugorokuya.jp/p/akai-ito-daisakusen/

 

大人数で遊べるものも!お手軽なゲームが満載の「大人が楽しい 紙ペンゲーム30選」

「大人が楽しい紙ペンゲーム30選」道具を使わないものまで幅広いゲームがそろう

【プレイ人数:3人以上/プレイ時間:5~20分/難易度:★☆☆〜★★☆】

最後に紹介する「大人が楽しい 紙ペンゲーム30選」は書籍で、紙やペンなど、身近な道具を使って楽しめるゲーム(紙ペンゲーム)の中から、大人こそが楽しい秀逸な30タイトルが掲載されている。

「10人以上の大人数で遊べるゲームも掲載されているので、たくさん人が集まるイベントでも活用できます」という萩野谷さんのコメントのとおり、3人から大人数で遊べるものまで人数別にゲームを掲載。手軽かつさまざまな人数にも対応した、幅広く活躍してくれるアイテムだ。

<商品情報>

大人が楽しい 紙ペンゲーム30選

1,540円(税込)
https://sugorokuya.jp/p/book-kamipen-games/


海外製を中心とした近代のボードゲームを500種類以上取り扱う「すごろくや」

今回協力してくれた「すごろくや」は、高円寺と神保町の2店舗とオンラインショップを構えており、「大人の知的さを発揮できる面白さと、子どものように喜べる楽しさの両立」(萩野谷さん)を重要視したさまざまな近代型のボードゲームを販売している。

新たな出会いの季節には、もちろん“その場限り”という出会いも多い。しかし、ボードゲームでコミュニケーションを図ってみれば、後に続く大事な人間関係の第一歩を築くことができるかもしれない。

※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。
文=野宮ジュン

インフォメーション

すごろくや

https://sugorokuya.jp/

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