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渡邉彩香プロの連覇なるか!? 賞金総額1億2000万円、真夏の福岡で闘う女子プロゴルフトーナメントのクイーンに輝くのは?

目次

4年連続で九州の名門ゴルフ場で繰り広げられる、国内有数の女子プロゴルフトーナメント

2026年国内女子ゴルフツアー(全37戦)の第20戦「大東建託・いい部屋ネットレディス」が7月23日(木)~26日(日)にいよいよ幕を開ける。

大東建託グループの主催大会として、2015年に山梨県の鳴沢ゴルフ倶楽部で初開催され、2023年からは福岡県糸島市のザ・クイーンズヒルゴルフクラブに舞台を移し、毎年熱戦が展開されている。賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円の国内有数のビッグトーナメントで、今年も総勢120名のプロ及びアマチュア選手が参加する予定だ。

“クイーン”の名称を冠する名門コースを制し、真夏の決戦を制するのは? 大会の見どころを解説する(出場選手は状況によって変更になる場合があります)。

連覇を目指す渡邉彩香選手、今季プロ初勝利を挙げた吉田鈴選手のホステスプロ勢がV争いの中心に

近年の国内女子ゴルフツアーは戦国時代。今季も第16戦「EARTH MONDAMIN CUP」(6月25~28日)終了時点で、13選手が優勝を飾るなど熾烈な戦いが繰り広げられている。今季の優勝選手の1人で、ホステスプロとして臨む予定だった大東建託所属契約プロの佐久間朱莉選手は、海外ツアー参戦のため今大会の欠場を発表。昨季の年間女王で、今季ツアー初戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」でプロ通算5勝目をマークするなど、第16戦終了時点でメルセデス・ランキング1位を独走していただけに、佐久間選手の欠場で優勝争いはますます混とんとしそうだ。

そんななか、優勝候補の筆頭に挙げられるのが、同じく大東建託所属契約プロの渡邉彩香選手。昨年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」では、首位と2打差の7位で迎えた最終日に猛チャージ。その日のベストスコアタイを記録し、通算17アンダーで逆転優勝を遂げた。自身のツアー優勝は実に3年ぶり、さらに大会史上初となるホステスプロとしての優勝で、節目となる10回目の大会に華を添えた。今季はここまで優勝こそないものの、出場17戦中4回(7/5時点)のトップ10フィニッシュを果たしていて、調子は悪くない。大会史上初となる連覇の偉業に挑む。

もう1人の優勝候補が、こちらも大東建託所属契約プロの吉田鈴選手。プロ2年目の22歳は、今季13戦目の「ヨネックスレディスゴルフトーナメント2026」(6月5~7日)で国内ツアー初優勝を果たした。姉は現在米ツアーで活躍する吉田優利選手で、姉妹でのツアーVは史上4組目の快挙。どんな場面でも冷静さを失わないプレースタイルから、“クールビューティー”とも称される、人気急上昇中のニューヒロインがホステスプロとして2勝目を目指す。

2選手のライバルとなりそうなのが、メルセデス・ランキング1位の桑木志帆選手(7/5時点)、同4位(ともに第15戦終了時)の河本結選手(7/5時点)、今季2勝をマークしている高橋彩華選手など(7/5時点)。経験豊富な実力者たちも虎視眈々と優勝を伺っている。

そして、渡邉選手、吉田選手以外の大東建託所属契約プロにも注目。後藤未有選手は、今年6月に全米女子オープンに初挑戦。自身にとっては悔しい結果(139位タイ)に終わったが、「世界のトップ選手たちと同じフィールドに立てたことで、自分の現在地を改めて確認できた」と語るように大きな経験を積んだ。今回は地元・福岡での凱旋大会ということもあり、悲願のツアー初優勝に期待がかかる。

吉田選手と同じダイヤモンド世代(2003年度生まれ)の都玲華選手は、プロ2年目の今季急成長中。第12戦の「リゾートトラスト レディス」(5月28~31日)では、予選2日目に首位タイに立つなど奮闘し、最終的には自己最高の14位タイでフィニッシュした。同学年の吉田選手の活躍が大いに刺激になっているはずで、初のトップ10入り、さらにはその上の優勝を狙う。

【特別企画】大東建託所属の4選手が質問に答える!

①ホステスプロとして臨む「大東建託・いい部屋ネットレディス」の印象や思い出は?
②「私のプレーのココを見てほしい!」という部分は?
③2023年から4年連続となる福岡での開催。現地の“推しメシ”や“食べてみたいもの”は?
④全国の大東建託社員に向けての意気込みやメッセージ

【渡邉彩香選手】

①やはり昨年大会でホステスプロとして優勝できたことが何より嬉しい思い出です。良い時だけでなく、スコアが悪くても毎年社長をはじめ役員、社員の皆さんが、暑い中ついて歩いて声援を送ってくださる姿がとても嬉しく、印象に残っています!

②連覇を目指して、今年も全力で熱く戦いますので、その姿を応援していただけたらと思います!

③福岡は何を食べても美味しいので、暑さにバテてしまわないよう毎日美味しい食事を食べて回復しています! 暑い時期ではありますが、もつ鍋や水炊きは昨年も食べに行きました😊

④いつも応援していただきありがとうございます! 会場で応援に来てくださる方もいて、とても嬉しく思っています! 今大会も連覇を目指して強い気持ちで戦っていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします!

【吉田鈴選手】

①18番ホールの池がとても印象に残っています。最後まで何が起こるか分からない緊張感があって、気が引き締まります。また、関東以外で開催される試合にもかかわらず、本当にたくさんのギャラリーの方々が応援に来てくれるのも印象的です。アマチュア時代から出場させていただいている特別な大会なので、今年こそはホステスプロとして良いプレーをお見せできるよう頑張ります!

②今年は特にパッティングに力を入れて取り組んできたので、グリーン上のプレーに注目していただきたいです。また、まだ着用ウェアは決まっていませんが、真夏のコーディネートにもぜひ注目していただけたら嬉しいです!

③福岡は美味しいものがたくさんありますが、その中でも鯛茶漬けが好きです。試合期間中の楽しみのひとつなので、今年も必ず食べたいです!

④いつも温かいサポートと応援をありがとうございます! 今年こそはホステスプロとして良いプレーをお見せできるよう全力で戦います! 会場やテレビ中継を通して応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!

【後藤未有選手】

①毎年この大会は特別な気持ちで臨んでいますが、特に昨年はたくさんの方に応援していただきながらもとても悔しい思いをしたこともあり、例年以上に気合が入っています。福岡・糸島のザ・クイーンズヒルGCは4年連続の開催となり、コースのことも熟知してきました。だからこそ「今年こそここで結果を出したい」という思いは誰よりも強いですし、地元福岡の会場でのホステス大会は、やはり私にとって一番気持ちの入る舞台です。ギャラリーの皆さんの声援をエネルギーに変えて、アグレッシブなゴルフを貫きたいと思っています。

②私の持ち味はアグレッシブなゴルフです。ベースボールグリップという個性的なスタイルで、積極的にピンを狙っていくプレーには注目してほしいです。「追い詰められると力を発揮できるタイプ」なので、接戦になったときの後半の粘りにもぜひ注目してください!

③やっぱり地元・福岡のご飯は最高です。本場の博多ラーメンはもちろん、もつ鍋や水炊きも大好きで、大会期間中はできる限り食べたいと思っています(笑)。あとは糸島エリアならではの新鮮な海の幸も楽しみのひとつですね。地元の食べ物はホッとする味がするので、良いリフレッシュになります。ぜひ皆さんも福岡のグルメを楽しんでください!

④ジュニアの頃からずっと支えていただいている大東建託の皆様には、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。今年は全米女子オープンという大きな舞台を経験し、より一層「世界で戦える選手になりたい」という思いが強くなりました。その姿勢を「大東建託・いい部屋ネットレディス」でもしっかり見せたいと思っています。皆さんの応援が私の力の源です。ぜひ、熱い声援をよろしくお願いします!

【都玲華選手】

①毎年酷暑の中、沢山のギャラリーさんが観戦にお越しくださり、みんなの暑そうな姿を見るたびに自分だけじゃないと自分で自分を励ましながら頑張っています。コースの美味しいご飯を食べながら、大東建託の皆様に毎日頑張れと声をかけてもらいながらスタートするのが嬉しくて頑張れます!

②アイアンが得意です! ピタッとつけてバーディー量産できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします!

③居酒屋や、焼肉屋さんなどお気に入りのお店に行くのが毎年楽しみです! 明太子も♡ 食べず嫌いでまだ食べてないもつ鍋を今年こそ食べたいです!

④いつもサポートしていただきありがとうございます! 優勝争いをして、大会を盛り上げられるよう頑張りますので応援よろしくお願いいたします!!

※佐久間朱莉選手は、欠場のためコメント掲載を控えさせていただきます

“クイーン”の名を冠する名門ゴルフ場でどんなドラマが生まれるのか?

戦いの舞台となるのが、福岡県糸島市のザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(今大会は6,485ヤード/パー72)。開場は1992年で、女子ゴルフ界のレジェンド・岡本綾子さんがコース設計を監修したことでも知られる。“クイーン”の名を冠している通り、風光明媚で気品にあふれたロケーションが自慢。「日本プロゴルフ選手権」をはじめ、これまでさまざまな大会が行われ、「大東建託・いい部屋ネットレディス」の開催は2023年から4年連続となる。

USGA方式のサンドグリーンが特徴の全18コースで構成。全体の高低差は8mと比較的穏やかだが、各所に配された大小12の池が選手に無言の圧力をかける。直近3大会の優勝スコアは18アンダー(2023年)、28アンダー(2024年)、17アンダー(2025年)とハイアベレージで、今年もレベルの高い戦いが予想される。昨年は前年の史上最多アンダーパー記録(28アンダー)を受けて、多くのホールでティーの場所を変更。今年はどんなティーの配置になるのか。その対策がコース攻略のカギを握りそうだ。

6番(533ヤード/パー5)、9番(517ヤード/パー5)などのロングホールは、フェアウエイが広いところが多く、飛ばし屋たちの腕の見せどころ。しかし随所に池があるので、落とし穴にハマる危険性もあるので注意が必要となる。今年は14番(403ヤード/パー4)に設定されたベストドライビング賞(提供:大東建託グループ)の争いも楽しみだ。

ショート・ミドルホールの注目は、4番(175ヤード/パー3)、5番(256ヤード/パー4)、16番(180ヤード/パー3)。4番と16番はホールインワン賞(提供:ALSOK株式会社、KFケミカル株式会社)に設定されている。ザ・クイーンズヒルゴルフクラブに舞台を移した2023年以降、達成者は出ていないが果たして今年は。5番は昨年、国内女子ツアー史上最短となるパー4でのアルバトロス賞(提供:大東建託グループ)が新設されたホール。距離は短いが、大小10のバンカーが張り巡らされた難コースで、昨年は達成されなかった偉業が初めて生まれるか、目が離せない。

過去の大会をプレイバック。昨年は渡邉彩香選手が3年ぶりのツアー優勝を達成

2015年に新設され、今年で11回目を迎える「大東建託・いい部屋ネットレディス」。

第1回大会覇者の原江里菜選手を筆頭に、これまで9選手が歴代クイーンの座に輝いてきたが、複数回の優勝を達成しているのは成田美寿々選手(2017年、2019年)のみ。群雄割拠の戦いが毎年続いている。優勝スコアも過去10大会中、8大会が10アンダー以上というハイスコアで、まさに誰が勝つのか予想をするのが難しい。

歴代クイーンの中で、記憶に新しいのが前回大会(2025年)を制した渡邉彩香選手。最終日の逆転優勝、大会史上初となるホステスプロの優勝という快挙は大きな話題を呼んだ。

ほかにも、通算28アンダーという女子ツアー史上最少スコアで圧勝した川﨑春花選手(2024年)、最終日のバックナインで5連続バーディーという離れ技を演じ、悲願のツアー初優勝を果たした小滝水音選手(2023年)など、数々のクイーンが生まれた今大会。果たして今年はどんな劇的な瞬間に立ち会えるのか。真夏の福岡決戦から目が離せない!

取材・文=河合哲治郎

大会データ

大東建託・いい部屋ネットレディス(第11回)

・日程:7月23日(木)予選、24日(金)予選、25日(土)決勝、26日(日)決勝の4日 間
・会場:ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県糸島富838)
・出場選手:120名 4日間で72ホールプレーして優勝者を決定
・賞品総額:1億2000万円。優勝賞品は2160万円

【チケット情報】

前売券(2枚綴り):1DAYチケット8,000円(税込)
当日券:1DAY入場券(1枚)6,000円

※前売券は、お好きな日に1日入場可能なチケットです。
※「2枚綴り券」は実券2枚セット。以下のいずれの利用方法も可能です。
・1名様で2日間の来場に使用
・2名様で同一日に使用
※高校生以下無料(学生証提示)、70歳以上無料(身分証提示)
※当日券は会場にて販売

放送情報

大東建託・いい部屋ネットレディス(第11回)

・放送日時:2026年7月25日(土)16:00-17:15、26日(日)14:00-15:15 
・チャンネル:テレビ東京系列全国ネット、BSテレビ東京、U-NEXT

 >詳しくはこちら

※放送スケジュールは変更になる場合があります。

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