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「しなければ」と思っていること、じつは「しないほうがいい」ことかも?/無理しない生き方

目次

不安や息苦しさを感じたり、心にゆとりが持てない――そんなときは、「こうしなければ」と思っている固定観念をリセットしてみては?

人気インフルエンサーのひろゆきさんは、「しなくてもいいこと」は世の中にたくさんあるといいます。『無理しない生き方~自由と快適さが手に入る37のアドバイス』は、「努力しない」「こだわらない」「比較しない」など、あえて「しない」ことを選んで、無理せずラクに生きられるようになるヒントを与えてくれます。がんばりすぎて疲れてしまう人は、本書を参考に「しないこと」を選んでみませんか。

元「2ちゃんねる」の管理人で、人気インフルエンサーのひろゆきさん。自身のことを「生粋の怠け者」であると公言します。そんなひろゆきさんの「もっとラクに生きる」ための秘訣とは――。

※本作品はひろゆき著の書籍『無理しない生き方~自由と快適さが手に入る37のアドバイス』から一部抜粋・編集しました

はじめに

「しなくてもいいこと」は世の中にはたくさんある

僕たちが暮らしている社会のなかには、「◯◯をすべき」「◯◯はこうしないといけない」という固定観念がたくさんあります。そして、日本には、それにとらわれている人が多い気がします。

「これからは英語を話せないと生き残れない」と英語勉強に駆り立てられる人、痩せている人のくびれ写真を見せられ、ダイエットにはげむ人、他人に好かれようと思って、周りに気を遣う人……。

僕みたいな生粋の怠け者であれば、「そんなこと気にしないでいいよね」で済ませられるのですが、マジメな人ほど、そういった「しなければならない」ことにとらわれがちです。

結果、不安にかられたり、うつ状態になったりして、体調を崩してしまうこともしばしばです。

もしあなたが「すごいお金持ちになりたい」とか「歴史に名を残したい」といった野望を抱いているのでなければ、「しなければならない」ことはさほど多くありません。

たとえば、友人や知り合いを増やすこと。「ともだち100人できるかな」という歌詞もありますし、知り合いが多いとたしかに便利なことはあります。

でも、その人たちがいざというときに自分を助けてくれるかどうかは別の話です。そうすると、無駄にコミュニティを広げず、無理に人と関わらない、という生き方も見えてきます。

マジメがいいとは限らない

また、仕事においても、「しなくてもいいこと」が案外あります。

たとえば、あなたがマジメに定刻の10分前に出社している一方、しれっと10分、20分遅れてくる先輩・後輩が、なんのお咎めもなし、なんてことがあったとしましょう。

そういった職場環境であれば、何も定刻10分前に到着せず、二度寝を少ししてから家を出たり、出社前にカフェでコーヒーを飲んだりしてから、同じように遅れていけばいいのです。

ちなみに、僕は、こうやって本を出す機会をいただいていますが、自分で文章を書くことはほぼありません。

しゃべったことをライターさんに筆記してもらったり、僕がだらだらしゃべっているユーチューブの内容を編集者にまとめてもらったりすることで、本を出すことができています。つまり、本を出すのに、自分で書かなければならない、ということもないのです。

どんなときでもマジメなのが最良なわけではないし、がんばらなくてもいいタイミングだってある。

マジメな人ほど、こういったことを、知っておくべきでしょう。

「しない」ことを決めておけば時間にもお金にも心にも、余裕が生まれる

それに、積極的に「しないほうがいい」ことも、たくさんあります。

たとえば、投資。年金制度の根本的な問題を隠すためなのかどうかわかりませんが、最近は、政府も国民に投資を推奨しています。

でも、平均年収前後の人が投資に時間や労力をかけたところで、1年に数万円の利益を出すのがやっとでしょう。

そんな額なら、日雇い労働を数回入れて稼げば、済む話です。投資に無駄な時間・労力をかける必要は多くの人にとって、ありません。

そんな時間があるのならば、趣味の映画やゲーム、家族と一緒にいることに費やしたほうが有意義ですよね。

本書では、そんな、

「じつは、しなくてもいいこと」

「じつは、しないほうがいいこと」

をいろいろ紹介していきます。

マジメに生きてつらい人や、がんばりすぎて疲れてしまう人は、本書を参考に、ぜひ「無理しない生き方」を実践してみてください。

そのほうが時間にもお金にもそして心にも余裕ができるし、もっとラクに生きられるはずですよ。

文=ひろゆき
記事提供=ダ・ヴィンチWeb

この記事で紹介した書籍ほか

無理しない生き方 自由と快適さが手に入る37のアドバイス(きずな出版)

 

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