ライフスタイル

美しい熱帯魚に癒される!アクアリウムをはじめよう!

目次

・必要な機材は?気になる初期投資&ランニングコストをチェック
・お気に入りの熱帯魚を見つけよう!飼いやすい&人気の熱帯魚はコレ!
・お手入れは週1を目安に!

美しい色合いや水中をゆらゆらと泳いでいる姿がなんとも幻想的で癒しを感じるアクアリウムの世界。省スペースで始められて、世話も比較的楽なため、おうち時間が増えたことで始める人が増えているそう。

そんなアクアリウムの世界について、1,000種類以上の観賞魚を扱う「パウパウアクアガーデン銀座店」の笠原翔さんに、アクアリウムデビューにおすすめのあれこれを教えてもらいました。

必要な機材は?気になる初期投資&ランニングコストをチェック

今話題のアクアリウムを始めてみたいと思っていても、機材や熱帯魚の種類の豊富さから、何から始めたらいいのか迷ってしまう人も多いはず。

「まず決めて欲しいのが、水槽のサイズです。部屋の中で水槽を置くスペースを想定して、どのくらいの大きさの水槽なら設置できるのか確認してください。水槽のサイズによって、飼える魚の種類や数が変わってきます。最近は横幅30cmや45cmの小型の水槽が初心者の方には人気です」(笠原さん)。

「水槽のほかに必要な機材は、水槽内の水をろ過して水質を維持するフィルター、水温を保つためのヒーター、熱帯魚が住める水質に変えるカルキ抜き(水質中和剤)、水槽をキレイに見せて熱帯魚や水草の生育にも必要なライトです。物にもよりますがだいたい2~3万円くらいでそろえられます。水槽と機材をセットで販売していたりするので、初心者の方はそういうものを利用するのもおすすめです。気になるランニングコストですが、小型サイズの水槽であれば、電気代、水道代、エサ代などで1か月1,000円ほど。室温がある程度一定だと、その分ヒーターの稼働が少ないので、電気代も安くなります」(笠原さん)。

お気に入りの熱帯魚を見つけよう!飼いやすい&人気の熱帯魚はコレ!

観賞魚の種類は実にさまざま。国内に流通しているだけで数千種類いると言われていて、ここ「パウパウアクアガーデン銀座店」だけでも1,000種以上の観賞魚を扱っているそう。初めての観賞魚の選び方のポイントや、初心者にオススメの種類を教えてもらいました!

「観賞魚は大きく分けると海水魚と淡水魚がいますが、海水魚は塩分濃度の調整などが必要なため、初心者の方には淡水魚の方が飼育しやすいです。初心者の方が選ぶ際のポイントとしては、『環境の変化に強く丈夫であること』『エサを選ばないこと』『性格が穏やかであること』が大事です。種類によっては、生き餌しか食べない魚もいますし、ほかの魚と共存するのが難しい種類もいます」(笠原さん)。

「まず水槽のサイズを決めたら、どの魚をどの組み合わせで何匹飼えるか、店舗スタッフと相談しながら決めていきましょう。30cmの正方形の水槽ならば、おおよそ10~20匹くらいが混泳できます。魚を選ぶ際に飼育のしやすさも大事ですが、愛着を持てる見た目が好みの魚を選ぶといいですよ。主となる魚が決まれば、それを軸に相性のいい魚や水草などの環境を考えていくことができるので、スタッフに相談してください」(笠原さん)。

カージナルテトラ

メタリックブルーのラインと目の下から尾までしっかりと入った赤色が美しい。性質は温和で、他種との混泳にも適している。複数匹を飼育すると集まって泳ぐ群泳を見せてくれる。

カージナルテトラ

体長:約4cm
パウパウアクアガーデン販売価格:
1匹200円(税込)


ブルーグラス

グッピーの一種で、鮮やかな青色の尾びれにマダラ模様が特徴。初心者でも飼育しやすく、大きな尾びれを揺らしながら泳ぐ姿が人気。

ブルーグラス

体長:約3〜5cm
パウパウアクアガーデン販売価格:
1匹1,280円(税込)


レッドミッキーマウスプラティ

尾びれに入った模様がかわいらしい熱帯魚。環境への適応能力も高く、いろいろな熱帯魚と混泳しやすい。

レッドミッキーマウスプラティ

体長:約5cm
パウパウアクアガーデン販売価格:
1匹220円(税込)


コリドラスパンダ

水底に住み、エサの食べ残しや微生物などを採食する水槽のお掃除屋さん。パンダのような色彩がチャームポイント。

コリドラスパンダ

体長:約6cm
パウパウアクアガーデン販売価格:
1匹600円(税込)


ブラックモーリー

水槽内のコケをつついて食べてくれる、渋い漆黒の熱帯魚。水底を泳ぎ、どの魚とも相性がよく、初心者でも安心して飼える。

ブラックモーリー

体長:約6〜8cm
パウパウアクアガーデン販売価格:
1匹200円(税込)


スーパーレッドビーシュリンプ

模様のタイプもさまざまで、小型エビの中で絶大な人気を誇る種類。熱帯魚との混泳もでき、水槽内のコケやエサの残りなどを食べてくれる。

スーパーレッドビーシュリンプ

体長:約2〜3cm
パウパウアクアガーデン販売価格:
1匹200円(税込)


お手入れは週1を目安に!

お気に入りの熱帯魚が決まったら、実際に育ててみましょう!

「熱帯魚を飼育するうえで注意する点は、『直射日光に当てないこと』『水温を保つこと』『水換えをしっかりと行うこと』です。特に水換えは大切で、しないまま水槽を放置すると、食べ残したエサや排泄したフンで水質が悪化してしまいます。水槽のサイズやどのくらいの魚がいるかによって変わってきますが、水槽は週1を目処に水換えを行いましょう。水換えは一気に全部交換するのではなく、魚に負担をかけないために、カルキ抜きをした水を全体の1/3程度ずつ換えていきます。一見大変な作業に見えますが、決して難しいものではないので、欠かさずに行いましょう!」(笠原さん)。

「アクアリウムというと、大きな水槽が必要でお金も手間も掛かりそうなイメージがあったかと思いますが、現在では機材などの技術も発展して比較的省スペースで手軽に始められます。とは言え、観賞魚も生き物なので、こまめなお世話は必須です。観賞魚の選び方やメンテナンスの仕方については、気軽に専門のスタッフに聞いてください!」(笠原さん)。

色とりどりの魚たちが泳ぐ姿や、ゆらゆらと水草が揺れる様子は見ていて飽きが来ず、心を穏やかにしてくれる素敵な空間。魚の種類だったり、水草の配置だったり、自分だけの世界に没頭できるのもアクアリウムの魅力の一つです。この機会に、アクアリウムライフを始めてみてはいかがでしょうか?

※価格は全て2021年11月8日時点
文=本間奈保子
 

インフォメーション

パウパウアクアガーデン銀座店

東京都中央区銀座7-17-14 松岡銀七ビル1・2F
TEL:03-3545-8080
営業時間:13:00~20:30、
土日祝11:00~19:00 ※変更の可能性あり
年中無休
http://www.paupau.co.jp

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