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大手メーカーが伝授!タイプ別・肥満症を改善する「おすすめ漢方」

目次

「食べ過ぎて体重が増加してしまった」「加齢で代謝が落ちて痩せにくくなった」など…。そんな悩みを抱える人のダイエット法といえば食事を減らして運動をすることが定石。それに加えて“肥満症に効く漢方”が話題になっていることをご存じですか?

過剰な運動や断食で不健康に痩せるのではなく、漢方の薬効によって太り方のタイプに合わせた働きで肥満を改善できるのがそのメリット。太り方のタイプによっておすすめの漢方を大手メーカーのクラシエ薬品に聞きました。自分に合った漢方を選んで健康的なカラダを手に入れましょう!

漢方が肥満症に効果がある理由と、そのメリットとは?

使うエネルギーより食べるエネルギーが多いから肥満になるというのが、一般的な西洋医学的での考え方。そこで、食べる量を減らしたり、運動をすることで肥満を解消する方法がとられます。一方、漢方医学で漢方薬が肥満症に効くとされる理由とは?

「漢方では消化器系の消化、吸収、代謝の働きをする『胃』と『脾(ひ)』がうまく働かなくなると“太る”と考えます。漢方薬は、その『胃』と『脾』の機能を整えることで肥満を改善していきます。つまり、漢方の作用によって、食べた物をきちんとエネルギーに変え、同時に老廃物をしっかり体の外に出すカラダのメカニズムを整える=体質改善で、余分な脂肪を減らして健康的なカラダづくりができるということです」(クラシエ薬品)

漢方医学が西洋医学と大きく異なるのは「そもそもの体質を改善する」という考え方だそう

自分の肥満タイプはどれ? 当てはまる項目にチェック!

以下の項目に当てはまったらチェックを入れていきましょう。チェックの数が多い方が、あなたの肥満タイプになります。

Aタイプ

□ 特にお腹周りの脂肪が気になる
便秘がち
ニキビができやすい
食べ過ぎ・間食が多い
⇒お腹周りタイプ

Bタイプ

特に二の腕や脇腹の脂肪が気になる
便秘がち
食べることがストレス発散
年々痩せにくくなってきた
⇒二の腕・脇腹タイプ

どうして太ってしまうの? 漢方医学で解説する“太る”のメカニズム

前項で【お腹周りタイプ】に当てはまった人は、胃の働きが良くて食欲旺盛。甘い物や脂っこい物、お酒などの多飲多食が肥満の原因に。

また、【二の腕・脇腹タイプ】に当てはまった人は、ストレスのせいでいくら食べても満腹感が得られず、食べ過ぎてしまうタイプ。

「漢方医学では、これらの理由で「胃」に熱が加わることで動きが活発になり過ぎてしまい、食べた物の消化、吸収、運搬、代謝を受け持つ「脾」=消化器全般の働きに負担がかかることで“太る”と考えられています」(クラシエ薬品)

【お腹周りタイプ】には防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)がおすすめ!

気がついたら食べ物を口に運んでしまっている人がこのタイプ。胃の働きが良過ぎるために食べ過ぎてしまい、代謝が追いつかなくなって太ってしまうタイプです。胃腸への負担も大きく便秘がちに。

「このタイプの肥満症に効く漢方は、防風通聖散。過剰な食欲を抑え、脂肪を燃焼。さらに便秘も改善して老廃物を出すことで、肥満症と便秘を改善する漢方です。『コッコアポEX錠』がおすすめです」(クラシエ薬品)

商品詳細

「コッコアポEX錠」(第2類医薬品)

26日分(312錠)/メーカー希望小売価格4,400円(税込)
【効能】
体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症

詳しくはこちら

【二の腕・脇腹タイプ】には大柴胡湯(だいさいことう)がおすすめ!

ストレスや年齢を重ねることでホルモンバランスが乱れ、脂質の代謝が低下することで太りやすくなってしまったのがこのタイプ。筋肉量の少ない二の腕や脇腹に脂肪がたまりやすくなるのが特徴です。さらに、食生活の乱れで便秘がちに。

「このタイプの肥満症に効く漢方は、大柴胡湯。ストレスホルモンの増加を抑えるので、脂質代謝を上げて余分な脂肪を減らす働きがあります。また、自律神経を整えて便秘も改善します。『コッコアポG錠』をおすすめします」(クラシエ薬品)

商品詳細

「コッコアポG錠」(第2類医薬品)

26日分(312錠)/メーカー希望小売価格4,400円(税込)
【効能】
体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの次の諸症:胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症

詳しくはこちら

漢方に関する疑問、まとめてお答えいただきました

ちまたでよく見るダイエットサプリと漢方、違いはどこにあるの?

「一般的なダイエットサプリは、それを摂取することで糖質や脂質の吸収を抑えたり、脂肪の燃焼を助けるなどの作用があることが多いです。それに対し、漢方薬は、全身に働きかけて体質を改善し、不調を治すことができるのが特徴だと思います。処方によっては、肥満症を改善するだけでなく便秘やむくみも改善することもできるので、全身が健康的になるというのもメリットでしょう」(クラシエ薬品)

漢方は肥満症以外のカラダの不調にも効果的!

漢方薬を飲む上で気をつけた方がいいことを教えて!

「漢方薬は1日3回、食間・食前に服用するのが基本。ただ、飲むのを忘れてしまった場合は、食後に飲んでも問題はありません。飲む量や飲み方は用法・用量どおりに、水か白湯(さゆ)で。クラシエ薬品の『コッコアポ』シリーズは錠剤なので漢方薬の味やにおいが苦手な方でも服用しやすくなっています。サラサラした粉状の漢方薬の場合は、水に溶かして飲むと苦味などでかえって飲みにくくなる場合もあります。先に口に水を少し含んでから飲むと飲みやすいですよ」(クラシエ薬品)

違う種類の漢方薬を同時に飲んでも大丈夫?

「飲み合わせがあるので、必ず薬剤師さんに相談しましょう。例えば、コッコアポシリーズなら、『コッコアポEX錠』と『コッコアポG錠』はそれぞれ便通をよくする作用があるので、同時に飲むことはできません。そのため、ご自身のタイプに合った漢方薬を選んで服用ください」(クラシエ薬品)

体質そのものを改善して健やかなカラダづくりに導いてくれる漢方。ぜひ、自分の肥満タイプを知り、体質に合った漢方を飲んで、内側から健康的なカラダを目指しましょう!

取材・文=本嶋るりこ 協力=クラシエ薬品株式会社

インフォメーション

クラシエ薬品「コッコアポ」シリーズ

公式サイトはこちら

 
 

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