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「君と世界が終わる日に」最新作で連ドラ初出演の守屋茜、役作りで友人から苦情「『口悪いよ~』と言われました(笑)」

「ゴーレム」と呼ばれるゾンビがはびこる“終末世界”を舞台にしたゾンビサバイバルドラマ「君と世界が終わる日に」の最新作、Season4がHuluにて独占配信中。刑務所を拠点に活動するコミュニティーに保護された主人公・間宮響が、娘の居場所を探してたどり着いた人類最後の希望の都市「ユートピア」を巡り、過酷なサバイバルに巻き込まれていく。

前作を越えるスケールで描かれる本作では、元櫻坂46の副リーダーを務めた守屋茜が出演。ピンク髪でナイフを片手に相手を挑発する元殺人犯の恋人・小高ルカを演じる。女優転身後、初となる連続ドラマへの出演を果たした守屋は、本作でアクションシーンにも挑戦した。

©️HJホールディングス

――連続ドラマ初出演となりますが、どのようなお気持ちですか?

「本当にうれしかったです。ゾンビものは、『海外でも人気のある作品』というイメージですが、日本のドラマでゾンビが出てくる連続ドラマはあまりなかったので、出演させていただけることへのプレッシャーもありつつ、楽しもうと思って挑みました」

――撮影に当たってどのような準備をされましたか?

「ルカは口がすごく悪くてドスの利いた声を出すシーンが多かったので、口調を慣れさせるためにも日頃の言葉使いを意識して悪くしたり、低い声を出せるようにボイストレーニングへ通ったりして役作りをしました。ただ、友人とご飯を食べている時にもつい悪い口調が出てしまい、『口悪いよ~』と言われました(笑)」

――かなり派手な役柄ですが、ビジュアル面についての感想はいかがでしたか?

「かなりワクワクしながら髪をピンクにブリーチしたんですが、最初は見慣れなくて自分に合っているのか不安になりました。普段の服装も変えないと似合わなくて…。でも、撮影が終わる頃には、もっと楽しめば良かったと思うくらい好きになりました。他に奇抜な髪色のキャラクターもいないので、かなりインパクトがありますし、服装も囚人服をルカらしくコーディネートしているので、外見の面でも注目してもらえるとうれしいです。ただ、負傷した腕に包帯を巻いていることもあったので、肌が露出していて寒さに耐えるのがかなり大変でした(笑)」

――ルカは強さの中にある小悪魔的な要素が魅力のキャラクターとのことですが、自分自身の中にある小悪魔的だなと思うところを教えてください。

「自分では意識していないんですが、友人に聞いてみたら『しっかりしているように見られたり軍曹とか言われたりしていたけど、私たちの間では“赤ちゃん”みたいなギャップじゃない?』と言われました。なぜかやってあげたくなっちゃうらしいです(笑)。確かに友人が自宅に遊びに来ても、『片付けしないでいいからね』と言われて、いつもたくさんお世話してくれます(笑)。本当に意識がないんですが、周りを意図せず働かせてしまうみたいです」

――本作ではアクションシーンがあったと聞きましたが、実際にやってみていかがでしたか?

「私はそんなに大きなアクションシーンがあったわけではないんですが、映像でのアクション自体が初めてだったので、どのぐらい力を入れたら本気に見えるかの加減が分からず、すごく難しかったです。でも、竹内涼真さんが『もっと思いっきりやった方がちゃんとリアルに見えるよ』とアドバイスしてくださったり、台本の状態だと動きが難しいところを監督さんに相談してくださったりして、すごくやりやすかったです」

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

本当に温かい現場で、空き時間や撮影が始まるまでの休憩時は、暖かいところで円になって話すことも多く、和気あいあいとした雰囲気でした。撮影が早く終わって、かつ泊まりの日には囚人チームの皆さんと一緒にロケ地のご当地グルメを食べに行ったり、常に写真を撮り合ったりしてすごく良いチームワークでした。でも、撮影が始まるとまるで人が変わったように役に切り替わるので、『さっきまで優しかったのに裏切られた…』と感じて、少し寂しい気持ちになりました(笑)」

――今後の目標などを教えてください。

「今回アクションシーンに参加することは、少なかったんです。ただ、他の方へ指導されている様子を近くで見ていて、もっと激しく脚や腕を使ったアクションに挑戦したいと思うようになりました。今回の役ではナイフを使っていましたが、銃を使ったアクションへの憧れもあるので、いつかチャンスがあればそういう役も演じてみたいです」

――作品をご覧になる皆さまに、メッセージをお願いします。

「前シーズンがすごく気になる終わり方をしていて続きを楽しみにされていた方は、本作も期待を越える面白さが待っていますし、本作から見始めようと思われている方でも楽しめるような内容になっていると思います。人間模様も細かく描かれている部分が多いので、登場人物たちの動きに注目しながら、細かいところまでチェックしてみてください」

――最後にお部屋のこだわりを教えてください。

「家具や家電は基本的にはオールホワイトで統一しています。家電も白系じゃないと買わないんです。以前は色よりも性能重視で選んでいましたが、部屋に入った時に色が異なる統一感のなさが気になるようになってからは白系でそろえています。新品のような状態を保ちたいので家電を使用する際は、例えばトースターなら、アルミホイルを敷いて汚さないようにするなど工夫しています。また、掃除をなるべく楽にできるような動画をたくさん見るようになりました。テーブルの上にすぐに物を置きっ放しにしてしまう性格なので、片付けできない性格を直そうと、オットマンにもなって移動できるタイプのテーブルを愛用しています」

取材・文・撮影=永田正雄

インフォメーション

Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season4
Huluで独占配信中
毎週日曜、新エピソード更新<全5話>

ゴーレムと呼ばれるゾンビがはびこる終末世界。最愛の人を亡くし、幼い娘まで何者かに奪われてしまった間宮響(竹内涼真)は、娘を探して独り旅を続ける中で衰弱し、財団会長の娘・明日葉(玉城ティナ)が率いるコミュニティーに保護される。その刑務所には、ゴーレムウイルスがまん延する前から収監されていた海斗(前田公輝)・陸斗(姜暢雄)兄弟や陸斗の恋人・ルカ(守屋茜)を中心とした囚人たちが同居するという緊張状態が続いていた。響はそこで人類最後の希望の都市「ユートピア」の存在を知り――。

守屋茜

もりやあかね●1997年11月12日生まれ、宮城県出身。女性アイドルグループ・櫻坂46の元メンバーで、グループ在籍中は副キャプテンとして活躍。卒業後は舞台を中心に活動。本作で連続ドラマデビューを果たす。

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