新生活・引越し

風水アドバイザーが伝授!お部屋に観葉植物を置いて運気をアップさせよう!

目次

観葉植物は運気アップのためのラッキーアイテム!

新生活もスタートし、生活も落ち着いてきたこの頃。部屋にグリーンを置いて生活を楽しみたいですよね。せっかく置くなら、運気アップにつながる観葉植物で、置き場所にも凝ってみたいもの。 観葉植物はなぜ運気アップにいいのか? 部屋での置き場所、育て方のポイントなどを風水アドバイザーの生田目浩美.さんに教えてもらいました。

「風水では、邪気(悪い気)のことを“サツ”と表現しますが、観葉植物は、この“サツ”を受け止め、運気が停滞することを解消してくれるとされています。もちろん、部屋の中にあることで癒やしのパワーも上がります。つまり、観葉植物を置くことで悪い気を浄化し、停滞を消してくれるので運気アップにつながるのです」(生田目さん)

「また、風水で陰陽という言葉をよく使うのですが、基本的に陰だと悪い、陽だといい、ということではなく、陰陽に吉凶はありません。陰陽をバランスよく使うことが大切なんです。植物は土で育つので陰の気が強いですが、だからといって悪いものではありません。私たちが動いている時は陽、眠っている時は陰なので、起きている時にいる部屋やリビングに置くのはバランスがいいですね。気の循環を巡らせたり、悪い気を取ったりしてくれるのでとてもいいんですよ。逆に寝室に置くのは、陰の場所で陰のものを置くことになるので、陰が強くなってしまいます。

ただ、ワンルームの場合は、寝る場所も起きて活動する場所も一つの部屋になります。なので、できればベッド周り、特に枕元や枕の近くには置かない方がいいでしょう」(生田目さん)

【ポイント】

●部屋に観葉植物を置くと運気がアップする!
●観葉植物は風水でいうなら陰。陽となるリビングに置くのがおすすめ
●寝室、ベッド周りには置かないように

ここからは、部屋別、運気アップさせたいジャンル別で、おすすめの観葉植物の置き方を紹介します。

観葉植物を置くのに適した場所、NGな場所は?

玄関…×

玄関は運気の出入り口、何も置かないのが正解!

「玄関の内側はおすすめしないけれど玄関の外であれば置くのはOK。導線にぶつからない所に置きましょう」(生田目さん)

※賃貸住宅の場合、玄関外は共用部のため、私物を置いてはいけません。そのため、賃貸住宅の場合は、玄関外には置かないでおきましょう。

浴室…×

全裸、無防備になる場所なので避けましょう。

「お風呂はそもそも全裸、無防備になる場所なので、観葉植物はあまりおすすめしません」(生田目さん)

トイレ…▲

多肉植物など小ぶりな植物または水栽培を。

「あえて置くなら、小ぶりなサボテンや多肉植物など。または水栽培の球根なども水が流れる場所として相性がいいですね」(生田目さん)

キッチン…×

食べるものを作る場所に土があるのはアウト!

「口に入れるものを作る場所に土のあるものを置くのは×。切り花を飾るぐらいにしておくのがベターです」(生田目さん)

リビング…○

観葉植物を置くのに最適。ワンルームの場合、枕近くはNG。

「日中に活動するところに観葉植物を置くのは気の浄化、停滞打破としてもおすすめです。ただ鬼門、裏鬼門の位置は避けましょう」(生田目さん)

【ポイント】

●リビングや仕事部屋など日中活動する場所に置くのはおすすめ
●お風呂やトイレなど水が流れる場所にあえて置くならサボテンや多肉植物、水栽培の球根など
●キッチンや寝室も置かない方がおすすめ

「ワンルームに住んでいる場合は、できれば1鉢、多くても2鉢程度がおすすめです」(生田目さん)。たくさんの観葉植物を限られたスペースに置くのは風水的にあまりおすすめではないそうです。「ジャングルみたいに部屋の中を観葉植物だらけにするのは、男女関係なく出世を妨げることに。ほどほどに楽しみましょう」(生田目さん)

方角別!運気アップ&おすすめ観葉植物

別名”青年の木”とも呼ばれるユッカなど、真っすぐ上に伸びる観葉植物が◎。

細く尖った葉が特徴的なユッカ WRAPPIN / PIXTA(ピクスタ)

【運気】
明るさ、若々しさ、わくわく、ひらめき力、デビュー、新しいこと、健康

【おすすめの観葉植物】
ユッカ

【おすすめの鉢の色(鉢カバーの色)】
青、赤

西

別名マネーツリーのパキラのほか、葉に厚みのある”金のなる木”、葉が丸みを帯びたパンダガジュマルもおすすめ。

初心者でも育てやすいパキラ runa / PIXTA(ピクスタ)

【運気】
金運、結婚、喜び、趣味

【おすすめの観葉植物】
パキラ、金のなる木(クラッスラ・ポルツラケア)、パンダガジュマル

【おすすめの鉢の色(鉢カバーの色)】
山吹、黄色、オレンジ

才能アップや勝利にこだわるのも南で。シュッとした葉のサンスベリアや南国をイメージするヤシも最適。

空気清浄効果もあるサンスベリア colnihko / PIXTA(ピクスタ)

【運気】
決断、美、才能、勝利

【おすすめの観葉植物】
パキラ、金のなる木(クラッスラ・ポルツラケア)、パンダガジュマル、サンスベリア

【おすすめの鉢の色(鉢カバーの色)】
赤、紫

北西

北西は神仏の加護といったイメージの場所。花のように丸く葉を広げるカポックなど、丸い葉の観葉植物がベター。

光沢のある丸い葉がかわいいカポック Shigeyasu Urayama / PIXTA(ピクスタ)

【運気】
仕事、金運、天恵運

【おすすめの観葉植物】
カポック(シェフレラ)、グリーンドラム

【おすすめの鉢の色(鉢カバーの色)】
ライトブラウン、水色、紺

東南

恋人が欲しい、または結婚したい、という人はやはり、ハート型の葉を持つ観葉植物を。アーティスティックな才能を伸ばしたい人も。

ハートの形をした葉っぱと個性的な湾曲が人気のウンベラータ

【運気】
恋愛、人間関係、良縁、アート

【おすすめの観葉植物】
ウンベラータ、アンスリウム

【おすすめの鉢の色(鉢カバーの色)】
ピンク、オレンジ、パステルカラー全般

北東は鬼門となります。鬼門は神様の通り道です。そのため神様の邪魔にならないよう、この方角には置かない方がおすすめです。

交渉をうまく進められるようになりたい、またはお金をためたい人は北にくねくねした形の幹やティアドロップ型の葉の観葉植物を。

【運気】
交渉上手、貯蓄運

【おすすめの観葉植物】
ゴムの木、シルクジャスミン(ゲッキツ)

【おすすめの鉢の色(鉢カバーの色)】
濃い緑、ベージュ、ピンク、水色

【ポイント】

●丸くて厚みのある葉は金運アップにおすすめ
●恋愛・結婚運を上げたいならハート型の葉のものを
●方角に合う色の鉢・鉢カバーでさらなる爆上げを

観葉植物の育て方ポイント

ユッカ、パキラ、ヤシ、ゴムの木などは、屋外、たっぷり日の当たる所で育てた方がいいが、ガジュマル、サンスベリアなど、窓ガラス越しの日光や半日向〜日陰で育てた方がいいものなどがあり、方位的にいい場所でも日が入らない、という場合は、日中はお日さまに当てるなどのケアを。また、ほとんどの観葉植物は、土が乾いたらたっぷり水やりをするのが良く、一年草のように水を与え過ぎると根腐れを起こすことも。また、冬場にはあえて水をあげずに休眠させる方がいいものもあります。購入時にしっかり確認しましょう。

「風水的にも、枯れた葉はこまめに取ってあげるといいですね、また、大きくなり過ぎて壁に葉や枝がくっついてしまうなどの場合も、剪定(せんてい)するなどして当たらないようにしましょう。壁からある程度離してあげるといいですよ」(生田目さん)。

ペットを飼っている場合、毒性などについてもしっかり確認をしましょう。

2023年のラッキー方角&観葉植物は?

「九星気学でいうと今年は『四緑木星』。その四緑木星の定位置の方位は東南になります。つまり、恋愛運など人を求める運気、良縁の運気が含まれています。そのため、東南の方向に、ハート型の葉を持つ観葉植物を育てることで、2023年の運気アップにもつながりますよ。大前提として、まず自分を大切にすることで運気が上がります。普段の生活を大事にしながら、観葉植物でいい気を充実させましょう!」(生田目さん)

観葉植物の取り入れ方で運気アップにもつながるならば一石二鳥ですね。癒やしの空間を作りつつ、運気アップにもつなげて、2023年の後半もいいスタートを切りましょう!

取材・文=石澤理香子、イラスト=岡本倫幸

生田目浩美.(風水アドバイザー)

気学風水鑑定家、心理学研究家。楽しく前向きに生きるこつを伝授することから、特に女性からの支持・信頼が厚い。著書「風水できょうからプチ改名」(ぺんぎん書房)、「365日風水」(イースト・プレス)などがある。

 
 

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