レシピ

2024.02.01

春のホームパーティーの主役に！映え度100％の“簡単カフェごはん”レシピ

みずみずしくやわらかで、甘さやほろ苦さなど、奥深い味わいが魅力の春野菜。キャベツやアスパラは、その代表格です。おいしくて栄養豊富なだけでなく、色鮮やかさも魅力の春野菜は、思わず写真に撮りたく“カフェごはん”でも大活躍！進学や就職、転勤などがきっかけのホームパーティーを華やかに彩ってくれる、映え度100％のレシピ2品を料理家／フードスタイリストの上田友子さんが教えてくれました。

上田さんのレシピは、オシャレなのはもちろん、栄養満点な旬の野菜をたっぷり食べられるのが最大の魅力。おいしくてササッと作ることのできる、簡単カフェごはんにぜひチャレンジしてみましょう！

オシャレでおいしくて簡単！初心者おすすめ“簡単カフェごはん”レシピのメリット

1.旬の野菜で栄養満点！

春に旬を迎える食材は、新鮮でみずみずしく、栄養満点なだけでなくお手頃価格で購入できるのも大きなメリット。特に春キャベツや新玉ネギは、ほかの季節では味わえないやわらかさと甘みを存分に楽しめます。

2.下ごしらえも簡単！

上田さんが教えてくれたのは、基本的に「切って調理するだけ」という、最低限の下ごしらえで完成する簡単レシピ。自炊初心者や、調理器具がそろっていない人でもチャレンジしやすいのがうれしいですね。

3.見た目も華やかで心ウキウキ！

葉もの野菜のグリーン、トマトの赤、ニンジンのオレンジなど、栄養はもちろん、見た目のバランスもバツグンな“簡単カフェごはん”。食べる前の撮影タイムも楽しいひとときを演出してくれるはずです。

フランスで愛されているメニュー ハーブと春野菜のサラダ「春の彩りタブレ」

作り方

1.赤玉ネギは極薄切りに、ミニトマトは横半分に切る。ニンジンは千切りにし、塩小さじ1/3（分量外）を混ぜ合わせて10分ほど置いて水気を切る。ペパーミント、ディル、イタリアンパセリは冷水につける。

2.ボウルにクスクスを入れてオリーブオイルと粗塩を加え軽く混ぜ、湯を注ぐ。ラップなどでふたをして10分ほど蒸らす。ラップを外してよく混ぜる。

クスクスはオリーブオイルと粗塩で下味をつけてから戻す。

湯を注ぎ、素早く混ぜる。蒸らすとやわらかくなる。

3.皿の中心に冷めた2を盛り、その周りにニンジン、ペパーミント、赤玉ネギ、ディル、ミニトマト、ホタルイカ、イタリアンパセリなどを彩りよく盛り付ける。食べる時に全体を混ぜ合わせ、お好みでレモン、塩、オリーブオイルを適量ずつ調整しながら味の変化を楽しみましょう。

これでおいしさUP！

ミントなどのハーブは冷水につけてパリッとさせて。ホタルイカの代わりに、春に旬を迎えるカツオや鯛もおいしいですよ。

新玉ネギの甘みとやわらかさが最高「新玉ネギと牛肉の照り焼きボウル」

作り方

1.玉ネギは1cm厚さの輪切り、万能ネギは小口切りにする。

2.熱したフライパンに太白ごま油を入れ、玉ネギを並べて弱火でじっくり火を通す。表面に焼き色がついて全体が透き通ってきたら端に寄せ、牛肉を軽く焼いて火を止め取り出す。同じフライパンにAを入れ、中火でとろみがつくまで焦がさないようにフライパンをゆすりながら煮詰めて照り焼きソースを作る。

弱火で12〜13分ほど焼いて甘みを引き出す。

3.器にごはんを盛り付け、玉ネギ、牛肉をのせて照り焼きソースをかける。黄身、万能ネギ、糸唐辛子をトッピングする。

これでおいしさUP！

万能ネギの代わりに春が旬のハーブ、クレソンを添えてもOK。ラー油で味変するのも楽しいですよ。

旬の食材を用意すれば、思いのほか手軽に作ることができる、簡単カフェごはんレシピ。この春は、色とりどりの春野菜が主役のメニューで、自宅でカフェ気分を味わいましょう！

取材・文＝中村実香　撮影＝高嶋佳代　スタイリング＝上田友子

教えてくれたのは

上田友子

料理家、フードスタイリスト。広告、雑誌・書籍、Web、テレビなどへのレシピ考案、調理、テーブルコーディネートを多数手がける。企業や地方行政へのアドバイス、講演なども行い、幅広く活動中。