
お掃除のプロに教わる!半年に一度やりたい“大型布もの”徹底お手入れ術
毎日使うソファやカーペットを清潔に保つために、家庭でできるお手入れの基本を紹介します。
大型の布ものは、繊維の奥にホコリや皮脂などの汚れが少しずつたまっていきます。清潔に保つためにも、半年に一度を目安に丁寧なお手入れを取り入れましょう。ただし、大切なのは、汚れを落とすこと以上に素材を傷めないこと。
「取扱表示や商品の説明書を必ず確認して、判断が難しいものは無理をせず専門業者に相談しましょう」(大津さん)
水洗いできるカーテンは、洗濯機で洗いましょう。フックを外して蛇腹状に畳んで洗濯ネットへ。中性洗剤を使い、手洗い・ドライなど弱いコースで洗います。
「カーテンレールに戻して干すと、シワがよく伸びます」(大津さん)
① 背もたれや座面のクッションなど取り外せるものは全て外す。
② ソファ全体に掃除機をかけ、ホコリやごみなど乾いた汚れを取り除く。
③ 掃除機のノズルを細いタイプに替え、座面と背もたれの間などの隙間を掃除する。
④ 染みや黒ずみがあれば、お湯で湿らせたタオルで優しくたたく。
⑤ それでも落ちない場合は、100倍程度に薄めた中性洗剤を歯ブラシなどにつけて外側から内側へと汚れになじませ、ぬるま湯で湿らせたタオルで洗剤を拭き取り、乾いたタオルで水分を取り、自然乾燥させる。
POINT
隙間や肘掛け、頭が当たる部分は汚れがたまりやすいので重点的に。部分洗浄は強くこすらず、また、水分が残ると臭いやカビの原因になるため、しっかり乾かしましょう。
① 食べこぼしや髪の毛など大きなごみを手で取り除く。
② 掃除機を縦・横の両方向からかける。この「十字がけ」で毛の向きを変えつつ、繊維の奥に入り込んだ汚れを取り除く。
③ 布の端と床の境目は汚れがたまりやすいので、端を20cmほどめくり、4辺をぐるりと一周するように床へ掃除機をかける。
④ 気になる染みや黒ずみは部分洗浄する。薄めた中性洗剤を歯ブラシなどにつけ、汚れの外側から内側に向かって優しくなじませる。その後、水分を拭き取り、しっかり乾かす。
POINT
掃除機はゆっくり動かし、繊維の奥の汚れまで吸い取りましょう。人がよく通る場所は皮脂汚れがつきやすいので重点的に。部分洗浄ではぬらし過ぎず、よく乾かします。
取材・文=杉原由花 イラスト=ヨシカワミノリ
教えてくれたのは
大津たまみ
1970年生まれ、愛知県出身。一般社団法人日本清掃収納協会会長。株式会社アクションパワー取締役会長。一般社団法人生前整理普及協会代表理事。清掃収納マイスター1級認定講師のほか、ジュニア片付け収納マイスター認定講師、風水師の資格も。「お掃除お片づけ」のプロとして30年以上のキャリアを持つ清掃業界のカリスマ的存在。年間200本以上の講演のほか、テレビ・雑誌・ラジオなどで片づけや掃除法を伝授する