
【キッチン収納】パントリーは「見せる」と「隠す」を使い分ける - 自動的に部屋が片付く 忙しい人専用 収納プログラム
家事をするのが楽しくなるキッチンを目指して、時短家事をテーマとした収納を。家事の中心であるキッチン収納を使いやすくすることは、日々の生活の中で、とても重要なポイントです。
共働きでの子育てのため、かつては汚部屋住人だったという、元・汚部屋出身で整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さん。子どもの頃から超がつくほどの片付け下手だった七尾さんが、「脱・汚部屋」を実現することができた独自メソッドとは?
「特売で買いすぎた日用品がしまいきれない」「使いたい時に限ってモノが出てこない」など、日々忙しくて片付けが苦手な方へ。すぐ実践したくなるおすすめの収納アイデアの一部をご紹介します。
リビングから「見える」か「見えないか」を意識

① 【隠す】パントリー最上段
デッドスペースを活かした見えない収納

最上段はIKEAのボックスに使用頻度の低いマグカップやキッチン雑貨を収納。上から2段目のボックスにはストック食材や二軍のカトラリー、キッチンツールなどを入れています。
② 【見せる】パントリー中段
お気に入りのモノで固めた見せる収納

オープンキッチンでお客様から一番よく見える中段は、お気に入リのティーセットや器などを「見せる収納」に。二軍のカップはバスケットに入れて隠す収納にして、メリハリをつけています。
③ 【隠す】パントリー下段
見せたくないものは見せない収納

ごちゃついて見えがちなストックのお酒や土鍋、キッチン雑貨などはファイルボックスで隠す収納に。奥のモノが取り出しづらくなる悩みも解消しました。
七尾さんは、使用頻度の高いモノやお気に入りのモノだけに絞り、使っていないモノを一斉処分。家事の動線や子どもたちの身長なども考えて配置することで使いやすさ重視のキッチンに改善しています。
使うモノ、お気に入りのモノだけでスッキリさせて、使用頻度の低いモノは分けて収納する。お気に入りのモノを並べることで、モチベーションがアップする空間作りにもつながりますよ。
※本作品は七尾亜紀子著の書籍『自動的に部屋が片付く 忙しい人専用 収納プログラム』(KADOKAWA刊)から一部抜粋・編集しました
教えてくれたのは
七尾亜紀子

大手IT企業に15年勤務し、コンサルティング営業や営業企画、管理部門などを経験し、20代から管理職としても活躍。さらに、そのうち8年間はワーキングマザーとして家事と育児に奮闘する中、次男の育休中に家の片付けに没頭し、その効果に感動して整理収納の魅力にはまり、一念発起して2017年に整理収納アドバイザー1級の資格を取得。そして2018年7月より整理収納コンサルティングサービス「LIFE WITH」を立ち上げ独立・起業する。
もとは片付けや家事が苦手だったが、時間のない中でも理想の部屋作りを叶えた「整理収納テクニック」やを綴った記事が人気となり、自身のブログ「ワーキングマザー的整理収納&北欧インテリア」はフォロワー数8万人を突破するほどに。2019年1月にはアメブロ公式トップブロガーにも認定される。TV番組にも整理収納の達人として出演するほか、2020年1月からはYouTube「七尾亜紀子の整理収納レッスン」も開始し、こちらも登録者数21万人を超える人気チャンネルに。
ここで紹介した書籍ほか
自動的に部屋が片付く 忙しい人専用 収納プログラム
おもちゃが床一面に広がる子ども部屋、キャビネットやテーブルに書類や小物が大量に置きっぱなしで生活感たっぷりのリビング、どこになにがあるかわからないキッチン、開かずの間の寝室、いわゆる汚部屋から脱出したノウハウを、忙しい人専用収納プログラム、として1冊にまとめました。
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