ライフスタイル

2022.05.17

「お肌の五月病」に注意！おうちでカンタン美肌メソッド

新年度が始まって1カ月。大型連休も終わり、生活リズムの乱れや新生活の疲れから、何となく体調や気分が優れない「五月病」の人も多いはず。実はこの「五月病」、心身だけでなく、肌に悪影響を及ぼすことも。5月は生活環境の変化の他、寒暖差や花粉、紫外線量の増加などの外的要因も多く、肌にトラブルが起きやすくなっています。

そんな時期に気を付けるべきトラブルの原因や対処法、お薦めのスキンケア用品を、人気化粧品メーカーの皆さんに教えてもらいました。

肌トラブルの原因は？ 「肌の五月病」対策3カ条

夏並みの紫外線ダメージ

紫外線量は4月から急上昇！紫外線を浴びたという意識がないうちに、思った以上に紫外線を浴びてしまうのが5月です。肌に炎症を起こさせる「UVB」は真夏に近い量が降り注ぎます。また、長期間浴びると肌の老化につながる「UVA」は、一年で最も多い時期なので、注意が必要です。紫外線によってメラニンが活性化すると、シミやソバカスの原因になるので、お出掛け時はもちろん、近所への買い物時なども、日焼け止めをつけて肌を守ることを忘れずに。日焼け後の肌は敏感で乾燥しがちなので、肌を優しく保湿することも大切です。

皮脂のベタつき

気温の上昇に伴い皮膚温が上がることで、皮脂分泌が活発に。過剰な皮脂が発生し、肌のベタつきや化粧くずれが気になり始める時期です。また、昨今のマスク生活により、マスク着用時と外した後で温度・湿度が変化し、皮脂が過剰に分泌することで、肌のトラブルを引き起こしがちです。過剰な皮脂は毛穴に詰まって角栓となり、毛穴目立ちやくすみ、ニキビの原因になることも。皮脂自体は悪いものではありませんが、時間の経過とともに皮膚上の常在菌の働きによって、一部が刺激のある成分に変わってしまいます。美肌を保つためには、洗顔料を使った丁寧な洗顔で余分な皮脂を取り去り、肌に必要な潤いを残すことがポイントです。

気付きにくい乾燥

暑くなってくると、特にマスク生活では肌がベタつくという理由で、保湿乳液を使わなくなったり、使用量を減らしてしまう人も。しかし、5月は意外と空気が乾燥しています。肌が乾燥するとそれを補うために皮脂の分泌が増え、ベタつきや毛穴の目立ちを引き起こすという悪循環に。ベタつくからといって保湿を怠るのは厳禁です！敏感な肌でも心地よく使える化粧水と乳液で、潤いをたっぷり与え、閉じ込めてあげることが大切です。

早めの対策＆習慣化を！ UV対策にお薦めのアイテム

汗・皮脂こすれに強い、美容液成分を配合した日焼け止め

SPF50＋・PA++++。ベタつかず、汗・水・こすれに強いＵＶジェル。白浮きせず、潤い感のあるツヤ肌仕上がりに。美容液成分ヒアルロン酸Ｎａ（保湿）配合で化粧下地効果もあるので、デイリーユースに。

「春先に油断しがちな紫外線対策ですが、思わぬ日焼けをしないよう、紫外線対策は早め早めを心掛けてください！アリィーのジェルＵＶは、マスクやタオルのこすれに強く落ちにくいので、汗をかいてタオルで拭いたときや、お洋服の脱ぎ着も気にせずお使いいただけます」（ALLIE PR 菱田美帆さん）

紫外線によるメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ美容液

美白有効成分コウジ酸が、シミの元になるメラニン生成を抑制し、黒色化を防ぐ。濃いシミや、目立つシミを作らせず、透明感あふれる肌に導く薬用美白美容液。

「紫外線が強くなる春には、シミ発生源に『直効き』して、メラニンの生成を根源から断つ美白美容液の使用がお薦め。朝・夜のお手入れに、化粧水で肌を整えた後にお使いください。乾燥して硬くなった肌も瞬時にほぐし、使用後すぐに感じる透明感と、しっとりした軟らかさを与えます」（コーセーPR 平井祐未さん）

皮脂のベタつき防止＆角栓・毛穴対策にお薦め

週1～2回の集中ケア洗顔料で、潤いを守りながら毛穴の汚れを洗浄

独自の角栓クリアリング技術を搭載し、肌の潤いを守りながら、毛穴に残った角栓を内側まで崩壊して洗浄する部分用洗顔料。集中ケアで毛穴の黒ずみ汚れ・ざらつきを落とす。

「いつもの洗顔で落とし切れない『置き去り角栓』に週1・2回の集中ケア洗顔料。高密着『黒の直塗りジェル』がぬれた肌にもピタッと密着し、頑固な『置き去り角栓』を内側まで崩壊し洗浄します。肌の潤いを守りながら、つるんと滑らかな肌に導きます。マスクで深刻化した毛穴悩みに、年代性別問わずお薦めです」（ソフィーナiP／キュレルPR 村上由佳さん）

くすみや毛穴に詰まった過剰な皮脂にアプローチし、すっきりと洗顔

優れた皮脂吸着効果を発揮する「炭と3種のクレイ」を配合し、少ない洗浄成分で汚れを落とす。肌への負担感なく、くすみや毛穴の目立ちの原因を落とし、クリアな肌へ洗い上げる。

「花粉や生活環境の変化で肌が敏感＆マスク着用で皮脂が過剰に分泌された肌には、限りなく少量の洗浄成分で優れた洗浄効果を発揮する洗顔お薦め。肌トラブルの原因となる、汚れや毛穴に詰まった過剰な皮脂をすっきり吸着し、落とすことができます。デイリー洗顔としても、パック洗顔としても使用できるハイパフォーマンス洗顔料なので、肌の調子や状態に合わせて効果的にスキンケアができます」（コーセーPR 平井祐未さん）

この時期に怠りがちな乾燥対策はお手軽ケアで！

気になる乾燥に、いつでもどこでも使えるスプレー化粧水

乾燥やカサつきが気になるときに、潤いを補給できる顔・体用のミスト状化粧水。逆さにしても使えるオールポジションボトルなので、ケアしにくい背中などにも使いやすい。

「ひと吹きでセラミドケア、いつでもどこでも潤い補給できるスプレーです。微細化したセラミド機能成分が肌の奥まで浸透。消炎剤配合で肌荒れを防ぎ、潤った柔らかな肌へ導きます。お風呂上がり、全身一気に、お子様のデリケートな肌に、メーク崩れ予防にもお薦めです」（ソフィーナiP／キュレルPR 村上由佳さん）

乾燥からの肌荒れを防ぐ、敏感肌のための高保湿乳液

高保湿・低刺激処方で、乾燥に負けない透明感あふれる肌を育む高保湿乳液。化粧水で肌を整えたあとに、植物由来成分による潤いバリアでしっとりとみずみずしい肌に導く。

「敏感肌＆保湿でベタつかせたくない方には、低刺激処方＆ベタつかない、敏感肌用高保湿乳液がお薦め。ベタつくことなく角層深くに浸透し、肌の水分・油分のバランスを整え、乾燥などの環境トラブルを防ぎ、肌荒れしにくい健やかな肌を保ちます」（コーセーPR 平井祐未さん）

肌のトラブルの原因や対処法を把握した上で、しっかりとニーズに合ったスキンケア用品を選びましょう。もちろん、バランスのよい食事、質のよい睡眠など規則正しい生活も大切なので、改めて日々の生活を見直して、健やかな肌を保ちましょう！

※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。
文＝本間奈保子